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AUTOPROMOTEC2009を視察       

 

 

ボローニャには、欧州で最も古く1088年に創設されたボローニャ大学があり、イタリアのプロフェッショナルな技術者が集う、いわば学問と技術が統合された由緒ある町です。ここで隔年に開催される自動車関連の総合展示会「アウトプロモテック」が、5月20日から24日まで5日間、ボローニャ・フィエーラで開催されました。独フランクフルトの「アウトメカニカ」や仏パリの「エキップオート」などと同様に、近年は塗料メーカーの展示が縮小するなかにあって、塗装関連機器や溶接機、ボディ修正機をはじめとするメーカーの多いイタリアからは、本国での開催と多くの出展がありました。他の欧州諸国に比べ、まだまだ元気な様子を伺わせます。全般的には作業環境の改善や修理作業を確実に短時間で行うための商品が開発されている印象です。とくに、板金関連機器ではボディのコンピュータ測定システム、測定ポイントを簡便にするアタッチメントなどが目に付きました。またイタリアでは、すべてのボディショップが水性塗料を採用しているわけではなく、確実に水性へと歩みを進めている移行期であることから、一般的には水性と溶剤系とが混在しているのが実情です。スプレーガン洗浄器では、溶剤と水性の2槽タイプが数多く出展されていました。ほかの塗装関連では、塗装作業における環境改善機器や塗装作業での時間や材料のコスト管理を行うシステムも見受けられました。注目したのはメーカー名や個々の社名入りのプラスチック(塩ビなど)のマスキングシート、シートカバー、フェンダーカバー、ハンドル、マットカバーなど、工場内での作業で汚さないための消耗品です。顧客の大切な車を、工場の中でも汚さないで作業していく、今まで業界ではあまり関心の持たれなかった商品ですが、誰のためのサービスかを考えているショップには大きな効果をもたらすと思われます。

 


   
   
ガンマプラスト社のマスキングシート展示
ANI 社の展示ブース